〜私が【紀林檎(きりこ)】で活動する理由〜
書の活動において、私が【紀林檎(きりこ)】と命名したのには意味があります。
今年の一月に父が他界しました。
父の名前は「紀元(のりもと)」
私が生まれた時に自分の字をつけたくて、私は本当は「美紀」という名前だったそうです。
でも、姓名判断であまりよろしくなくて、ひらがなの「みき」になりました。
(諦めハヤッ!それなら、亜紀とか有紀とかあっただろうよ‥‥とよく思ったものです。)
私は父の書く「字」が幼い頃から大好きで、よく真似をして書いていました。
幼心に、上手な字だなぁ‥‥と思っていました。
なので私の書く字の原点は父だと思います。
そして、父は亡くなる直前までりんごを作っていました🍎
銀行員だったスーツ姿の記憶が強い父。
定年を迎え第二の仕事として、母の実家のりんご農家を継ぎ、それはそれは美味しいりんごを最近まで食べさせてもらっていました。
孫たちもじーちゃんの作ったりんごが大好きでした。
すごいよ。お父さん。土いじりなんかしたことないのに。
亡くなった父の写真を見ながら、書の活動の報告をしている時にひらめいたんです。
お父さんの名前。
私につけたかった字。
みんなで食べたお父さんが作った林檎🍎
【紀林檎(きりこ)】
当て字です。読めませんね。
私の旧姓は読めない漢字。
学校の先生にも読んでもらえなかったイヤだった旧姓。
読めない名前はそんな思い出も浮かび、今ではいい思い出です。
長くなりましたが、いろいろな思いを込めたこの大事な名前で頑張っていこうと思います。
まずはクラファン。
まだ告知できていません。
すこし頭の中を整理して皆様にご協力いただきたいと思っていますので、そのときにはまた告知させていただきます。
クラファン終了は12月31日。
どうぞその日までよろしくお願いいたします。
「だいすきなお父さん
お父さんの真似した私の字が世界に届くように
頑張るから見守っていてね。」
